離婚問題
子どもの幸せ、そして双方の今後の幸せを考えて、弁護士は日常の仕事のなかで積み重ねた個々のケースや、裁判例を通じて適切なアドバイスができます。当事務所では、裁判による離婚はもちろん、協議離婚、調停離婚にも依頼者の代理人として、熱心に、かつ冷静に新たな出発に向けて、サポートしていきます。
解決のポイント
- 協議(話し合い)
- 離婚は、財産をどうするか、名義変更、子供の問題、引越しその他様々な手続が必要になります。話し合いであれば、細かなことまで決められます。しかし、話し合いが不可能な状態のときや、出された条件が妥当なのか疑問を感じることも多いかと思います。こじれる前に、早めに弁護士に相談することがよいと思います。
- 調停へ
- 直接交渉が難しい場合、家庭裁判所に調停を申し立てる方法があります。
- 調停では、調停委員が双方から、別々に、順番に話を聞くのが基本形です。その中で、折り合いをつけていく手続です。こういった場面でも、判断に迷う場合、やはり弁護士のアドバイス、あるいは代理人になってもらうことがよいと思います。
- 裁判へ
- 調停で、話がつかない場合、裁判を行うことになります。
- 裁判を出してからも、条件で折り合いがつけば、和解という方法で離婚をすることができます。実務上、判決まで行くよりも、和解が多いです。裁判になってからも、話がつかなければ、裁判所が離婚の可否、慰謝料、財産分与、親権の問題などについて、判断することになります。 ちなみに、民法(770条1項1号から5号)は、離婚原因として、「相手の不貞行為(浮気等)」「悪意の遺棄」「3年以上の生死不明」「強度の精神病」「婚姻を続けられないような重大な事由」を挙げています。
離婚はものすごくエネルギーのいることで、大きなことから細かなことまで、解決しないといけないことがたくさんあります。判断に迷うとき、当事務所にご相談ください。
解決事例 〜 平哲也法律事務所 解決記録 〜
奥さんが浮気をして、出て行ってしまった。子供はそのまま自分が育てて、離婚しようと思っていたら、突然親権を主張しだした。
- 依頼内容:
- 離婚、親権者を自分にしてほしい。
- 解決結果(方法):
- 家裁で調停を行い、養育環境の調査も行った。その過程で、親権を父側にすること、離婚などで合意に達した。
夫が度重なる浮気で、到底一緒にやっていけない。財産はすべて夫名義。
- 依頼内容:
- 相応の慰謝料、財産分与
- 解決結果(方法):
- 財産は、仮差押などを行い、あらかじめ動かせないようにして、その後調停を行った。数回の期日を経て、条件で折り合いがつき、離婚と相応の財産、慰謝料を受け取った。