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刑事・少年

刑事事件

逮捕の後、多くの場合、さらに勾留という形で警察署内の留置場に拘束されます。 家族や知人との連絡を断たれた場合の心理的、社会的な不利益は大変なものです。取り調べの結果は供述調書として作成され、裁判では多くの場合決定的な証拠として採用されます。

 

取り調べで嘘の自白をさせられた供述調書が作成された結果、有罪の判決を受け、冤罪を晴らすために長い間、大変な苦労を強いられたケースもすくなくありません。接見(面会)、捜査機関との交渉、違法捜査に対して法的手段を講ずること、有利な証拠の収集保全などにより、冤罪を防ぐ過重な処罰を防ぐことが弁護士の役割です。

 

罪を犯した場合であっても、行き過ぎた捜査を防いだり、被害者との示談を早期に実現することにより、起訴に至らず解決することもあります。

刑事事件

解決のポイント

Point 1  当番弁護士制度
全国の弁護士会では、当番弁護士制度を実施しており、逮捕された人たちからの要請があれば、初回は無料で面接に行き、助言をおこなっています。新潟県弁護士会でも行っています。
当番弁護士を要請したい場合は、警察、検察、裁判所のどこに対してもできます。
Point 2  国選弁護人等
刑事手続において、当人に弁護士を依頼する資力がない場合、起訴後には国が弁護人を選任する制度がありますが、起訴前には同様の制度がありません。
そのため、弁護士会と法テラス (日本司法支援センター) は当番弁護士制度と連動して、起訴前の捜査段階における被疑者援助制度を設け、一定の要件のもと、弁護費用の立て替えや支給を実施しています。
Point 3  適正な量刑、被害回復、再出発
罪を犯した人を徹底的に追い込むのが正しいとは思いません。適正な量刑があると思います。仮に犯罪を行ってしまった場合でも、被害者に謝罪し、賠償し、可能なら許しを得て、やり直す途も必要です。弁護人は、そのために尽力します。

家族が、子供が事件を起こしてしまった。もちろん、とるべき責任はとらせないといけないのですが、この先どうなるのか? 当事務所にご相談ください。

解決事例 〜 平哲也法律事務所 解決記録 〜

ケース01

起訴後、国選弁護人として選任される。起訴前の調書では事実を認める記載が出来上がっていた。

依頼内容:
自分は事件を起こしていないので、無罪を立証してほしい。
解決結果(方法):
現場の状況、関係する証拠物、目撃証人等から被告人の主張の真実性を立証していった。約1年、約10回ほどの審理、証人尋問を経て、無罪獲得。一審で確定した。

ケース02

ごく普通のサラリーマン。家族もいる人であったが、出来心から犯罪を行ってしまった。

依頼内容:
なんとか早期に釈放してほしい。
解決結果(方法):
家族の支援を受け、被害弁償等を行ったが、起訴された。起訴後、保釈請求をして認められ、その後は在宅で審理。判決は執行猶予付きで、その後社会復帰。