企業法務と弁護士

他の資格業との違い

資格業には、それぞれ職域というものがあります。司法書士は登記手続、税理士は税務申告、行政書士は行政上の許認可の申請などです。

弁護士は上記を含め、法務に係わる様々な手続の他に、交渉、契約書等の作成、法廷活動ができる万能選手です。

  1. 総合的

    様々な角度から物事を総合的に判断し、依頼者にとって最高の法務サポートを目指します。
  2. 非定型

    弁護士の仕事は、他の資格業と違い、非定型という点にも特徴があります。一定の書類さえ整えば、結果が出るという仕事ではなく、事件毎に状況判断が必要で、そういった柔軟性、アイディア、機転が要求され、その中で、最もよい方法を考えていきます。
  3. 地位の厳格性

    弁護士は高度の倫理性が要求され、非違行為については、弁護士会による厳しい懲戒制度があります。常に資格を失う危険にさらされながら、日々、毅然として仕事をしなければなりません。

他の資格業との違い

当事務所では、弁護士として紛争解決にあたる一方で、登記、税務等に関しては、むしろ信頼できる司法書士、税理士、公認会計士の方と共同し、スピーディーに処理することもあります。やはり餅は餅屋です。

他の資格業の業務範囲

司法書士

主な仕事は登記の申請手続です。

これ以外には供託手続、簡易裁判所の訴訟代理等があります。

税理士

主な仕事は、税務申告、税務書類の作成、税務相談等です。

 

行政書士

主な仕事は、官公署に提出する書類の作成等です。