思春期の頃、「巨悪は眠らせない」という検事の言葉に漠然とした憧れを持ち、法学部を選び、進学しました。
大学に進んでからは、ボランティアで知的障害のある方の作業所に行くサークルなどに参加したこともあり、やはり現場や人のそばで働くことの方が、自分にとってやりがいのある事ではないかと思い、弁護士の道を選択しました。司法試験の勉強中は、憲法、刑事訴訟法等の公法系に興味を感じていましたが、実際、弁護士になってみて、関心、行動範囲は広がりました。
民事事件、家事事件、会社関係事件の中でも、その人、会社の悩み、問題を解決していくことはやりがいのあることで、事件の種類を問いません。その中で、不合理を正すこと、依頼者を守ることは自然と熱が入ります。依頼者とは、気楽に、気さくに話すとき、真剣、深刻に話すとき、様々ですが、伴に解決策を考え、励まし、実行し、解決できたときはとても充実感があります。
最近では、他業種、専門職、行政機関などの方たちと広いネットワークを作って、総合的に解決を図ることも意識しています。依頼者の本当に望むことにこたえるには、広い視野、ネットワークを持って臨むことが必要だと考えています。
もともと好奇心が強く、新しいことに取り組むことが好きです。また、難しい問題など、ピンチの方が張り合いを感じるところもあります。今後も、自分のスキルアップを図りながら、多種多様な依頼に取り組んでいきたいと思っています。
日本弁護士連合会 会員