ポイント3 他の資格業との違い?
資格業には、それぞれ職域というものがあります。司法書士は登記手続、税理士は税務申告、行政書士は行政上の許認可の申請などです。
弁護士は上記を含め、法務に係わる様々な手続の他に、交渉、契約書等の作成、法廷活動ができる万能選手です。
- 総合的
様々な角度から物事を総合的に判断し、依頼者にとって最高の法務サポートを目指します。 - 非定型
弁護士の仕事は、他の資格業と違い、非定型という点にも特徴があります。一定の書類さえ整えば、結果が出るという仕事ではなく、事件毎に状況判断が必要で、そういった柔軟性、アイディア、機転が要求され、その中で、最もよい方法を考えていきます。 - 地位の厳格性
弁護士は高度の倫理性が要求され、非違行為については、弁護士会による厳しい懲戒制度があります。常に資格を失う危険にさらされながら、日々、毅然として仕事をしなければなりません。
当事務所では、弁護士として紛争解決にあたる一方で、登記、税務等に関しては、むしろ信頼できる司法書士、税理士、公認会計士の方と共同し、スピーディーに処理することもあります。やはり餅は餅屋です。
他の資格業の業務範囲
司法書士
主な仕事は登記の申請手続です。
これ以外には供託手続、簡易裁判所の訴訟代理等があります。
税理士
主な仕事は、税務申告、税務書類の作成、税務相談等です。
行政書士
主な仕事は、官公署に提出する書類の作成等です。